【登壇報告】店舗のためのInstagram・Googleマップ活用セミナー|NPO文京ビジネスセミナー(2026年9月16日)
2026年9月16日(水)、特定非営利活動法人 文京区中小企業経営協会(NPO文京)主催の「令和8年度 NPO文京ビジネスセミナー」において、「店舗のためのInstagram・Googleマップ活用セミナー」の講師を務めました。
本セミナーは、限られた人員と予算の中で店舗の集客に取り組むための考え方をテーマに、施策の優先順位、Instagramの設計と運用、Googleマップの活用方法を解説したものです。本記事では、講師の立場から、セミナーの概要と主な内容、質疑応答についてご報告します。
セミナーの概要
店舗経営者や中小企業診断士など30名以上の方にご参加いただき、終了後のアンケートでは回答者の96.3%が「大変参考になった」と回答しました。開催の概要は次のとおりです。
| 開催日時 | 2026年9月16日(水)18:30〜20:00 |
| 会場 | 文京区シビックセンター 3階会議室 |
| 主催 | 特定非営利活動法人 文京区中小企業経営協会 |
| テーマ | 店舗のためのInstagram・Googleマップ活用セミナー「毎日投稿しなくても集客できる!」 |
| 講師 | 外山紗織(中小企業診断士・パルボーク株式会社 代表取締役) |
| 参加者 | 30名以上(店舗経営者、開業予定の方、中小企業診断士など) |
| アンケート結果 | 回答者27名のうち26名(96.3%)が「大変参考になった」と回答 |
セミナーで取り上げた内容

店舗集客の施策を整理したうえで、InstagramとGoogleマップそれぞれの役割と運用方法を、限られた人員や予算でも継続できる範囲に絞って解説しました。
店舗集客の施策と優先順位
集客の施策は、取り組む順番を決めることで、少ない労力でも成果につながりやすくなります。セミナーでは、施策を次の3段階に分け、店内と近隣の方に向けた施策を整えてから、認知拡大に取り組む順番を提案しました。
- 店内の施策:客単価や利益率、来店客が増えたときのオペレーションを整える
- 店舗の近くにいる方に向けた施策:Googleマップや看板で、見つけやすく入りやすい状態をつくる
- 店舗を知らない方への認知拡大:Instagramなどで新たな顧客に知ってもらう

あわせて、発信を続けていても来店につながらなかった事例を取り上げ、届けたい顧客層を決めずに発信すると、反応する層と来店してほしい層がずれてしまう点を解説しました。
Instagramを活用した集客の設計と運用
Instagramは、投稿数を増やす前に、アカウントの設計を固めることが成果を左右します。セミナーでは、Instagramでの集客を「認知」「興味・フォロー」「ファン化」の3段階で捉え、プロフィールとハイライト、フィード投稿・リール、ストーリーズの順に整える方法を紹介しました。主な内容は次のとおりです。

- ターゲット、店舗の強み、看板メニューを言語化したプロフィールの作り方
- プロフィール画面で最初に表示される15投稿の設計
- 撮影や動画編集の一部を外部に依頼する、費用を抑えた外注の方法
- 少額から始められるInstagram広告の出し方と注意点
- アカウントの停止につながる運用上の注意点
Googleマップを活用したエリア集客
Googleマップは、店舗の近くで来店先を探している方に見つけてもらうための手段です。セミナーでは、検索結果の表示順位に関わる「関連性」「距離」「知名度」の考え方を説明したうえで、初期設定と継続的な運用に分けて解説しました。
初期設定では、店舗の基本情報、具体的なカテゴリ、説明文、営業時間、写真の登録を取り上げました。継続的な運用では、営業時間や写真を最新の状態に保つこと、口コミを依頼するタイミングを店舗内で決めておくこと、口コミへの返信を早めに行うことを紹介しました。また、特典と引き換えに口コミを依頼することなど、Googleの規約に反する行為についても注意を促しました。
質疑応答で寄せられた主な質問
質疑応答では、店舗を運営されている方や開業を予定されている方から、Instagramの運用について具体的な質問が寄せられました。主な質問と回答の要旨は次のとおりです。
顔出しの投稿は集客に効果があるか
施術を伴うサロンなど、スタッフ個人に顧客がつく業種では、顔が見える投稿は安心感につながります。一方で、スタッフが退職した場合には、肖像権の観点から該当する投稿の削除が必要になることがあります。そのため、継続して顔を出せるオーナー自身が登場する形をおすすめしました。
ストーリーズは1日に何回投稿すればよいか
ストーリーズは、複数をまとめて投稿すると最後まで閲覧される割合が下がり、最も見られるのは1件目です。負担のない範囲で1日1回を継続すること、分けて投稿する場合も3件程度までにとどめることをおすすめしました。
個人アカウントと店舗アカウントはどう使い分けるか
開業を控え、フォロワーの多い個人アカウントをお持ちの方からの質問です。店舗用のアカウントは別に作成したうえで、両方のプロフィールで互いのアカウントをメンション(@でアカウントを紹介する機能)し、ストーリーズでも店舗アカウントを紹介して、個人アカウントのフォロワーに店舗アカウントを知ってもらう方法をおすすめしました。
参加者の声
終了後のアンケートでは、回答者27名のうち26名(96.3%)から「大変参考になった」との回答をいただきました。寄せられたコメントの一部をご紹介します。
- 具体的で実用的な内容だった
- セミナーのあと、すぐにやってみようと思った
ご参加いただいた皆さま、開催にご尽力いただいた文京区中小企業経営協会の皆さまに、心より御礼申し上げます。
セミナー・研修のご依頼について
パルボークでは、商工会議所や中小企業振興公社などの公的機関、企業・団体向けに、Instagram集客やSNS運用をテーマとしたセミナー・研修を行っています。講師は中小企業診断士として、これまで300社以上のSNS運用を支援してきました。参加される方の業種や目的に応じて内容を構成し、オンラインでの開催にも対応しています。
社内でSNSを運用できる体制をつくりたい企業さま向けには「SNS研修・AI研修」、店舗のInstagram運用を任せたい方には「Instagram運用代行」をご用意しています。講師の実績は「選ばれる理由」でご覧いただけます。